社長挨拶

地域とともに、社員とともに。
「世界に日本の扶桑あり」と謳われるグローバルに活躍する企業へ。

扶桑工機は祖父である服部修が1953年に創業し、創業間もなく生産設備の製作を開始しました。以来、一貫して専用機・金型づくりの道を究める事業を展開しています。1963年より日本電装(現デンソー)様、1968年からはトヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)様とのお取引が始まり、オートモーティブ業界のお客様の工場で稼動する生産設備(専用機)と金型の設計製作を主軸に、日本のモータリゼーションの成長とお客様のグローバル展開とともに実績と信頼を蓄積してきました。

近年オートモーティブ業界は大転換期を迎えており、お客様は開発力を一層強化されています。お客様の要望にお応えする一品一様の設備づくりを行う中でスピード感とクオリティの追求に重きを置くとともに、新たな技術技能の導入や新分野への挑戦、海外戦略など数々のチャレンジを果敢に行っています。IoTやIndustry4.0、ロボットやAIといったワードが一般社会でも身近に扱われる現在、我々の本業であり強みである「生産工程の自動化」には今後も大きなニーズとチャンスが生まれると実感し、万全の体制で進化させていく所存です。

社名の「扶桑」は古来には日本国を示す意味を持ち、「扶」の文字は力をかす、助けると言う意味を持つことから、創業者が“地元桑名の力になり日本を代表する企業となること”を目指して命名したと伝え聞いています。創業者の志を継承すべく、これからも地域に根ざした企業として、そして“世界に日本の扶桑工機あり”と謳われるようなグローバルに活躍する企業に育てることが私の使命であります。

また、扶桑工機の歴史と今後の発展は、高い技術力や高邁な精神を持つ社員の力に支えられていると言っても過言ではありません。歴代経営者が大切にしてきた“社員の人生とともにある企業風土”を大切に継承し、すべての社員が物心両面の幸せを感じられる経営を目指しています。匠の技術技能の伝承と新たな挑戦を続けながら、社員全員で期待感と勇気を持って成長して参ります。

経営理念

1.お客様を大切にする会社づくり

全社員の一人一人が、お客様と「こころ」で接する爽やかな企業

2.創造(技術)と伝承(技能)によるホットな会社づくり

お客様のいかなる要望にも、ハイレベルの技術・技能で対応し得る明日ある企業

3.人間性豊かな会社づくり

ハード・ソフトの両面から、人間性豊かで安全な職場生活を創造する企業

4.地域から愛される会社づくり

地域文化の発展・活性化に寄与し、地域と共に前進する企業

5.環境保護に貢献する会社づくり

人と地球にやさしいものづくりで、環境保護に貢献するとともに地域社会への積極的な環境活動を実践する企業